LASHIC
デバイス
寄り添う安心感
離れた家族を見守るためのセンシングセンサー。他社製品は、無骨で「機械らしいデザイン」が多く見受けられた。
使用者が監視されているようなイメージをいだき、心理的負担が生まれてしまうことが問題だった。その問題を「寄り添うような安心感(機械的ではなく、親しみやすさ)」に変え、
一緒にいられない時の繋がりをどう作っていくかを大切にしたいと考えた。日々の生活で使用者がよく居る部屋に設置するため、インテリア雑貨のように空間に溶け込ませることで、
「見られている」という心理的負担をなくした。シンプルなデザインで使いやすさを感じさせ、製品展開や機能の追加をした際にもそのアイデンティティが生かされ、
大切な家族を永く「そっと」見守る存在でありたい。そして、見守る立場から見守られる立場に変わった際にも使いたくなるようにと願いを込めた。